軟綿綿日記-中国/上海/嘉定-


これから台湾人と現地結婚をする貴方のために

国際結婚というのは、本当に色々煩雑な手続きがあり、
それを乗り越えようという強い意思がなければ、
難しいものだなあ、と思っているこの頃です。

ブログ仲間のwanchaiさんのお話によると、
最近日台カップルが増えているのだとか。
それにしても、手続きは色々とわからないことばかり。
というわけで、
私の経験が何かの役に立てれば、と思い、
以下まとめて見ました。

私の場合、
1.台湾人と現地結婚(公証)をして、
2.その後日本で住む
というパターンです。大きく2ステップに分けられますが、
今回は1、公証手続きまでのお話をします。

☆日本で準備できることと、台湾で準備をするものとありますので、
忘れないようにしてくださいね。


1)日本にて準備:
a.戸籍謄本1通(念のため2通でも)を取り寄せる  【1日~4日】
               ↓
台北駐日経済文化代表處で認証をもらう 【3日】

b.中文名を考える
 台湾では、外国人の名前で結婚登録が出来ません。
 自分の中国名を考えておきましょう。
 私の場合、台湾で画数を見て、新たに中国名を作りました。
 (senhuixinは画数が悪いと言われ、断念。。)

 変な話ですが、姓については、私の場合、”森”で1文字だから
 そのまま登記できるのですが、たとえば、”野村”のように二文字
 ですと、中国らしい姓に変えなければなりません。ご注意を!!

c.印鑑を用意する
 中国名を決定したら、その印鑑を作ってもらいましょう。
 結婚証明書に必要になります。

d.台湾へ渡航するための航空券、ビザの準備はできましたか。


2)台湾で行う手続き
a.どこの地方法院で公証を行うか、立会人2人は誰に依頼するか決定
 私は、主人の実家近くの台湾で行いました。
 予め、法院の人に言い、予約をしたようです。
 立会人は主人のご両親にしていただきました。

b.単身証明1通を手に入れる
 
これから台湾人と現地結婚をする貴方のために_b0006164_22503690.jpg

 交流協会在台湾事務所(台北又は高雄)へ行き、上の申請用紙を入手 
              ↓  
 外交部へ申請~入手:日本で認証済の戸籍謄本、パスポート、印鑑が必要 【2日】

c.結婚公証書の日本語訳フォーマットを入手
 交流協会在台湾事務所(台北又は高雄)で聞いてみましょう

d.公証当日、地方法院へ行き、結婚公証書を申請~入手
 単身証明、パスポート、印鑑、立会人2人が必要です。 【1時間以内】

私の場合、当日はなぜか立会人だけでなく数十人が集まったので、
ちょっとしたイブニングドレスを着ていきましたが、
他のカップルは、立会人2人と本人たちのみ、
なぜか高校時代の制服を着ていました。
ウェディングドレスを着なければいけない、というわけでは
ありませんので、簡単に済ませたい人は普段着でいいと思います。

公証の後も色々手続きはありますが、
それはまた次回に。
# by senhuixin | 2005-08-18 00:47 | 国際結婚


台湾で入籍しました!

小吃天国台南から、無事帰国しました。
台南は台湾で五番目の都市とは云いますが、
この極暑の中、移動はほとんどオートバイ。
台北であれば電車があるので、それほど苦ではないのですが、
台南の夏には正直、やられました。。。

これから少し結婚や新生活の話が多くなってくると
思いまして、『国際結婚』のカテゴリを作りました。


実は、私の結婚までの道のりは本当にショートカットで、

     お付き合いはじめ

          ↓
     結婚したいと思う


までに1ヶ月ほど。


     結婚をしようという考え

          ↓
     親に相談

          ↓
     実際に婚約や入籍の日取りを決定


この間、約1週間という超特急スケジュールできたのでした。
両親は、彼に会わずして、結婚の了解をしてくれまして、
この点では本当に理解のある親、と感謝しています。


さて、日本人の国際結婚の手続きは大きく分けて、
下記の二通りあるのですが、

1)日本で婚姻手続きをしてから、相手国に届出
2)相手国で婚姻手続きをしてから、日本に届出

私は、2)を選びました。
婚約は日本で行い、その次の週には、
台湾で親戚への挨拶も含めて、入籍、と簡単に済まそうと思ったのですが、
そう、簡単にはいかないのが、台湾の"公証"なるもの。

これは、日本のように市役所の戸籍課で、
書類を書いて終わり、というものではなく、

台湾で入籍しました!_b0006164_164465.jpg

↑このような法廷で、法的な立会人+証人二人のもと、
結婚の誓いを交わすものです。
台湾で入籍しました!_b0006164_16451251.jpg
なんだか、牧師さんの前で誓い合う 
教会式と少し似ているような気がしました。
ちなみに私たちは、この→公証人の前で誓い合いました。

"公証"を滞りなく終えると、"結婚公証書"が渡され、
二人の結婚が認められたことになるのです。

次回は、この"公証"を行うまでの
手続き関係について、詳しく説明してみようと思います。
# by senhuixin | 2005-08-15 23:47 | 国際結婚


個人的な大ニュース

皆さんご無沙汰しております。
人民元の切り上げなんていうビッグニュースも取り上げずに
何をしていたのか、と言いますと、
私個人的に、もっとビッグニュースがあったのでした。


我明天要訂婚了!



老公(ダーリン、とでも訳しておきましょう)は、台湾の方でございます。
あまりに突然のことで、周りもなんだかびっくりさせてしまったのですが、
当の本人はもっとびっくりしています。
だいたい、学生時代には、
結婚の意義なんていまの日本ではもう無いようなものじゃーん、
とか、子供のために便宜的にするものだ、なんぞと考えていたことがあって、
結婚を現実のものとして少し考えだしたのは、(相手がいる、いないは関係なく)
ここ半年くらい。
大学の友人らは不思議がって、なぜ結婚を決めたのか、聞かれましたが、
実際のところ、『感覚』としかいいようがないのですね。
しかも、私ひとりだけの感覚だけじゃなくて、
ふたりの感覚がぴたっと合った、というのでしょうか。
恋人、ではなく家族になりたいという感覚は面白いものです。

学生時代に考えていた(意味のない)結婚というのは、
あくまで恋人の延長として考えた場合のことで、
家族、というのはまた明らかに別のものだと思います。


ところで、

女が男を助けることで、男は神になることができる

というヒメヒコ制という考え方が昔から日本にあります。
言い方を変えれば、

男は女に助けられなければ、永遠に一人前にはなれない、

ということでもあります。
私が、一生涯助けたい、支えたいと思える人、それが私の相手です。
当たり前のように、お互いを思い合えるような関係を
大事にしていきたいと思います。

まずは、ご報告まで。
# by senhuixin | 2005-07-29 00:49 | 国際結婚


中国娘のシンデレラストーリー 現代版

みなさんQQって知ってますか。起訴されたQQ(奇瑞、車)じゃなくって、
チャットソフトのQQです。中国では知らない人はいないでしょう。
中国娘のシンデレラストーリー 現代版_b0006164_1448575.gif
私が始めて上海の会社に入った時に、
休み時間になると、みんなパソコンに向かってひっきりなしに文字打ってるんですね。
そのときに初めてこのソフトの存在を知って、
わたしもちょっと試して見たことがあるのですが、
中国語がまだ不慣れだったのと、知らない相手と話すのに抵抗を覚えたため、
すぐに辞めてしまいました。

でも、このチャットという文化は、中国の若者にすぐに受け入れられ、
インターネットカフェには必ず入っているし、
カフェにいるほとんどの若者が、QQを通して知り合った
ネット友達(網友)に会うため、カフェに集まっているという現象も目にしました。
私の知る限り、30歳以下の都心部に住む若者はほぼ
使用したことがあると思います。
目に見えない相手としゃべるチャットという世界では、
日本でも同じようなことが起こっているんだと思うのですが、
恋人探しに使ったり、でたらめを言ってみたり、
詐欺まがいのことに使ったり、色々あるようです。

でも、やっぱり一番多いのは、男女の会話、でしょうね。
『你应该是个美女,对吧』
『不算太差吧、人家説我像日本人』
とか、ね。

カナダでも、友達探しの為に出会い系のWEBSITE、シャットルームを
利用する人を多く目にします。
カナダ在住の女性の友人は、結婚相手を真面目に出会い系で探しています。
私なんかは、なんだか実体がないようで、
どうも苦手なのですが、、、、、と思っていた矢先、

実は、これで、河南省出身の女性がカナダ在住の大金持ち(ポーランド国籍)と
チャットで知り合い、結婚にまで至ったというニュースを目にしました。
なんと、この女性、英語が解らないので、同僚に通訳をしてもらいながら、
チャットを続けていたというから、すごい熱意ですよね。
(何に対する熱意なのかは、疑問ですが。。。)


私はチャットよりブログでみなさんと会話する方が性に合うみたいで、、、
これからも宜しくお願いいたします。

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以下、奇摩新聞より


近來一個麻雀變鳳凰的故事轟動中國大陸,一名在深圳打工的37歲女子吳木蘭透過網路交友,認識一名旅居加拿大的波蘭籍富商蒂明斯基,兩人在去年結婚。而蒂明斯基將投入今年10月的波蘭總統大選,吳木蘭很有可能成為波蘭的第一夫人。

一席中式旗袍,長長的頭髮看起來很有氣質。37歲的吳木蘭是河南人,師範學校畢業後,隻身前往深圳,在紡織廠打工,有過一次婚姻經歷,而身旁的波蘭人--蒂明斯,就是她在網路上認識的老公,兩人透過網路結識。不懂英文的吳木蘭,還是透過同事翻譯才能和蒂明斯基溝通。

但蒂明斯基在看過吳木蘭的照片,和經過幾個月的網路聊天,就決定和吳木蘭互定終身。已經有過兩次婚姻紀錄的蒂明斯基,曾在1990年參選波蘭總統,但輸給了華勒沙,而在今年10月,波蘭即將舉行總統大選,蒂明斯基也決定參加,如果蒂明斯基當選,那吳木蘭也順理成章成為波蘭第一夫人,麻雀變鳳凰的故事,再添一樁。
# by senhuixin | 2005-07-05 14:51 | 中国ニュース


カナダの犬の世界

こんにちわん。
上海では犬は工場の番犬か食べるものだと思っていましたが、
カナダには、こんなに犬達もいたのね!
カナダの犬の世界_b0006164_1644712.jpg











カナダの犬の世界_b0006164_16593846.jpg

カナダの犬、それは人と自然と暮らす犬たち。
バンクーバー市内に、
思いっきり走り回れるような公園があり
いたるところに
犬用の水のみ場、
犬連れOKのレストランがあって、とても暮らしやすい世界です。
こっちのワンコたちは、
厳しくしつけられており、
むやみに吼えたり、
犬同士喧嘩したりすることは
ないように見えます。



カナダの犬の世界_b0006164_16443014.jpg

上海工場の番犬の『将軍』にも野原を
駆けめぐらせてあげたかったなあ、
喰われる前に。
でも、あいつはむやみに人間を咬むから駄目か、、、。


さてさて、
ダウンタウンを散歩していた時に、少しのどが渇いたので入ったお店はこんな感じ。

カナダの犬の世界_b0006164_1610461.jpg

犬も堂々と一緒にCAFEを楽しんでいます。風格が違います。
台湾のだれて、のびきっている犬たちとも大違いです。
# by senhuixin | 2005-06-28 17:04 | CANADA

    

中国上海・嘉定生活・ものづくり日記。         大学時代に旅先で生中国語と出会い、そのリズムと響きの虜になる。現在は中国各地方の人々と台湾同胞に囲まれ、日々是戦闘、惨敗もあり。2005年現在休養中。
by senhuixin
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