軟綿綿日記-中国/上海/嘉定-


必要な存在

傷ついた人は

負のエネルギーを自分で消化しきれない分だけ

他のモノにぶつかるような気がします。

そして、その対象は大概自分よりも弱いものに向かいます。

もしくは卑屈に形を変えて、自分の望みを叶えてくれない相手に向かいます。


女性はしばしばその標的にされてしまいますが、

歪んで膨れ上がった感情を吸収する為に

軟らかい身体をしているわけでは、ありません。

しかし、女は女でも、

唯一母親という存在がそれを助けてくれると思うのです。


愛情という言葉は恋人同士に使われるのではなく、

流れる血でつながれる、親が子に与えられる無二のものでしょう。

それは無償の慈しみであり、庇護であり、

安心して眠りにつける大きなベッドなのです。

あなたはもう誰にぶつかる必要もなく、

ただただその中で目を瞑れば、

それで、この世界はもう怖いものなんて、無くなっちゃいます。

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誰でも家が恋しくなるときはあるものです。
わたしの妈妈は無事退院したでしょうか?
by senhuixin | 2004-11-07 22:30 | 独り言

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中国上海・嘉定生活・ものづくり日記。         大学時代に旅先で生中国語と出会い、そのリズムと響きの虜になる。現在は中国各地方の人々と台湾同胞に囲まれ、日々是戦闘、惨敗もあり。2005年現在休養中。
by senhuixin
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