日本人と中国人の見分けがつきますか?
DNA的な観点から見ると、アイヌと沖縄をのぞく
日本人は中国人とまったく同じのようです。
皮膚の色はモチロン、顔立ちだって同じようなものですし、
日本人と中国人は見分けがつかなそうなモノですが、
やはり、はっきりと違うんですね。
誤解を恐れないで言うと、
それは中国語でいうところの、"気質"というものだと思います。
你很有気質。
これは、どういう意味でしょうか?
日本語の気質とは違い、性格や気性とは関係有りません。
教養や育ちなど、その人の内在的なものが
表に表れているときに使う一種の褒め言葉で、
単純に見た目が可愛とか漂亮(きれい)というよりも
褒め言葉としては格が高い気がします。
日本語でいう、気品と似ているかもしれません。
股を開いてしゃがみこんだり、
がに股で歩いたり、
お箸をなげたり、
食べかすを道に散らかしたり、
立ち歩きながら食事をしたり、
イチイチ眉をひそめて話したり、
値切る客に大声でののしったり、
7元のおでんを買って100元を出したら両替しにきたんでしょとお金を投げたり、
すみません、後半は思わず個人的な経験を書いちゃいました。
要するに、こういうことをする人と“気質”とは全く無縁のところにあります。
社会が発展段階にあり、教育自体がやはりまだ普及していないので、
しようのない話ですが、
留学組や、最近の中国の若者の中には“気質”というものを持ち合わせた
人たちもたくさん出てきています。
あと、10年たったとき、日本人と中国人は区別がつくでしょうか。
また考察してみたいと思います。