現在自分がもう一度英語を勉強しなおす破目になって、
中国留学時の”痛苦”を思い出しています。
言葉が通じあわないストレスっていうのは大きいですね。
もちろん、長い間一緒にいれば、言葉の壁はあっても
自然と分かりあえるし、仲良くなれるもの。
でも旅行や、ビジネスで中国にいらしている方にそんな時間は無いはず。
やはり、言葉を通じて最初のコミュニケーションが成り立つし、
それが一番手っ取り早い”交流”手段なんです。
(言葉を介せずに仲良くなれる人は、自身の魅力値が非常に高い人だと思います)
で、一番手っ取り早い語学学習方法というのを考えているんですが、
今考えると、私が中国語学留学中にやって一番効果的だったと思うのが、
北京大学出版社 からでている、会話教材。
中級漢語口語 等のシリーズ。
このテープを毎日聴いて、なおかつ声に出して読む。
全然、手っ取り早くないように聞こえますが、
何よりも効果的でした。
色々と教材を見たのですが、
初級、中級学習者には最適なのではないかと思います。
1.ほぼ会話で成り立っているので、読みやすい
2.会話の内容を中国人に読ませると、なぜか皆笑う。
なぜ?
→普通の教材のように硬い表現でなく、
一般的に彼らが使うような砕けた表現が多く、教科書っぽくないからだそうで。
3.中国の出版社からでているものだから、間違った表現や
使えない表現は出てこない。
*日本の出版社から出ているものの中には、使えない表現が多すぎる。
今でも、この教材から学んだフレーズが自然と口からでます。
日本でも、ネットを通じて購入できると思うので、
興味のある方はどうぞ!
会社の命令とはいえ、中国に長く赴任しなくてはいけないことになったら、
私はやっぱり中国語学習をするべきと思います。
でも、日本で、ビジネス中国語などの本は決して買ってはいけません。
本当に、意味ありません。
仕事で使う中国語を学ことよりも、
現地の方たちと気持ちを通わせるための会話を学ぶほうがよっぽど有効です。
大事なのは、異国の土地で、
日本人がどのように現地の人の心を掴むかということです。