軟綿綿日記-中国/上海/嘉定-


身体に入れるものの話。

カナダではホームステイをしているのだが、
ホストファミリー&お手伝い(子供や私たちのお世話係)の方が
フィリピン系カナディアンで食事がとっても美味しい!
フィリピンの歴史からみてもわかるが
パエリア等のスペイン料理が多く、
また華人も多く住むところ、ビーフンや麺などの中国式料理をいただくこともある。
お米でなく、パスタばっかり出されて、
飽き飽きしている日本人も多いと聞いていたが、
私の場合、ラッキーだったかな?

しかし、コーラとかスプライトとか、
炭酸飲料ばっかりのむのには躊躇う。
私は中国で仕事を始めてからお湯を飲む習慣がついている。
日本でも、レストランや喫茶店などで

我「すみません、お白湯いただけますか」

店員「はあ?おさゆ??(怪訝そう)」

我「はい、お湯をいただけますか」

店員「お茶もございますが?」


我「いえ、熱いお湯がいいのです。
   (ちょっと、恥ずかしいよ)

というくらいのちょっとしたお湯狂いだ。
それを、こちらと来たら、びっくりする位冷たい、
しかも炭酸飲料(骨とけますわよ)!!しかもビックサイズ。

中国では、朝お茶を飲むことをあまり勧めない。
起きたら刺激の無いお湯をのんで、まずは胃を温めることが大事。
また、特に女性は冷たいものを飲んではいけない。
生理中なんてもってのほかだ。
よく、ビールを注文すると生ぬるいものがでてきて、
日本人が怒ったりするが、
それは身体に入れるものに対する認識の差から
来ているんだから仕方が無い。(でもビールは冷たいほうが良いね)

余談になるが、バンクーバーには台湾経由で入った。
もちろんエコノミークラスで、3人がけに私と二人の台湾人女性が座った。

空姐が「飲み物は何になさいますか」と来ると、
一人が「リンゴジュース、氷なしで」
わたし「私も同じものを、氷なしで」
最後に「同じく」

また、
私が「お湯を」
もう一人が「私もお湯を」
そして最後に「私も熱いお湯を」

なんだか姉妹みたいだなあ、なんて一人で笑ってしまった。
けど、それほど中国文化圏の女性は気を使うということだ。

最近、日本は健康ブーム、漢方ブームのようだから、
喫茶店やレストランなんかも、
冷たいお水をだせばいいってもんじゃないと思うんだけど。
出す時に、
「ホット(ウォーター)もございますが、如何致しましょうか」
なんて一言加えてくれたら嬉しい。

しかしさすがに、コーラをグビグビ飲む
西洋人にはそんなことは分かってもらえないんだろうけれど・・・
by senhuixin | 2005-02-02 13:04 | 中国文化紹介

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中国上海・嘉定生活・ものづくり日記。         大学時代に旅先で生中国語と出会い、そのリズムと響きの虜になる。現在は中国各地方の人々と台湾同胞に囲まれ、日々是戦闘、惨敗もあり。2005年現在休養中。
by senhuixin
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